2017-10

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緊急事態基本法制定を求める 議員提出議案に反対

緊急事態基本法制定を求める 議員提出議案に反対しました。

 9月議会は10月5日に終わりました。
 最終日に、会派・厚木みらいから、議員提出議案第8号 緊急事態基本法の早急な制定を求める意見書が提案されました。

 それに対して、次のとおり、反対の討論を行いました。
   
  ブログ用写真 つゆ草
 

 【討 論】

 最初に、基本的なことを言えば、大規模自然災害と安全保障・外交上の問題は、「緊急事態」として一括りにできるものではありません。この意見書案には、その混同、混乱が見られます。

 「意見書(案)」には「日本国憲法に非常事態条項が明記されておらず、平時の体制のまま国家的緊急事態を乗り切ろうとすると、現場の最前線で活動する自衛隊、警察、消防などの初動態勢において救援などに様々な支障をきたし、その結果さらに被害が拡大することになる」といっています。

 しかし、今回の大震災においてどのような事態が起きて救援に支障がでしょうか、
 今回の大震災、とくに福島の第一原発事故では、まさに初動態勢の遅れによって、周辺住民の方々に甚大な放射線を浴びせることになりました。
 それは、原発であれだけの大爆発が起きたにも関わらず、さらに、緊急時迅速放射能影響予測システム・スピーディによって、このときすでに放射能がどう拡散していくのかわかっていたのにも関わらず、政府が流し続けたことは「ただちに健康に影響はありません」というものでした。
 住民への情報は遅れに遅れたのです。初動態勢が問題だというのならば、今回の事故では政府の初動態勢の遅れでこそ被害が拡大したわけです。
 つまり、災害対策基本法の課題であり、それ以上に政府の統治能力、危機管理能力の問題として考えるべきです。
 
 災害対策基本法では、第一条で、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にするとともに、防災計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び防災に関する財政金融措置その他必要な災害対策の基本を定めることにより、総合的かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図り、もって社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とする、としています。
 この法に基づき災害緊急事態布告や警察法に基づく緊急事態の布告があり、いずれも内閣総理大臣が発することになっているのであります。

意見書(案)では、尖閣諸島海域における中国漁船による海上保安庁の巡視船への衝突事件や、北朝鮮による核ミサイルの脅威も存続するなどとして、緊急事態に備えることは喫緊の課題だとしています。
 しかし、いまでも海上保安庁のことでいえば、現行法で対応できることは十分認識されているところです。
 北朝鮮やロシア政府要人などの問題はまさに、外交努力によっての解決に全力をつくすことこそ求められています。

いま、なすべきことは、大規模自然災害や原発事故など、多くの方々の苦難、悲しみのなかから学んだ経験を生かし必要な措置を具体的に急ぐことです。有事を一般化し、戦争やテロと災害を同列視することではありません。

 以上、議員提出議案第8号 緊急事態基本法の早急な制定を求める意見書についての反対討論といたします。
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くぎまる久子

Author:くぎまる久子
 安倍暴走政治を許さない!
 戦争法案を、国民の反対を押し切って成立させ、立憲主義・民主主義をないがしろにしています。その流れは、国民のくらしや福祉の破壊につながります。地方自治体は、地域住民の福祉を増進し、国の悪政の防波堤とならなければならないのに、国言いなりの政治が続いています。
厚木市議会では、議員有志が党派を超えて戦争法反対の声明を出しました。これからも共同の力の大きくして、平和とくらしを守るために力を尽くします。
 私は、住民の目線で市政を見つめ、国政のひどさを実態として明らかにしながら、市民の幸せを実現するために頑張ります。
 現在、厚木市議会では議会改革を進めています。行政の監視役であり、市民の福祉増進のための政策立案を担っていくために議会・議員が質的向上をすることが求められています。私は、広報広聴特別委員会の委員長・副委員長として、市民に身近な議会の実現を図ってきました。
 これからも議員の役割をしっかりと果たして行きたいと思います、

プロフィール

●1947年、小田原市生まれ。。
●神奈川県立小田原城内高校、静岡県立女子短大国文科卒業。。
●平塚江陽中学校教諭、神奈川県職労愛甲支部書記。新婦人厚木支部事務局長・支部長を歴任。。
●1994年厚木市議会議員初当選。現在6期目。。
●市民福祉常任委員、広報広聴特別委員会委員長、厚木愛甲環境施設組合議員。。
●厚木市毛利台在住。

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