2017-10

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宇部市「障害者ワークステーション」―視察報告

障害者の雇用は、まず市から
宇部市の障害者雇用ワークステーション

「誰もが一生懸命、頑張っています」

 厚木市議会市民福祉常任委員会では、11月8・9日、山口県宇部市に、障害者就労支援及び、障害者就労ワークステーションの取り組みについて視察をしました。

宇部市は、本州の最西部・山口県の瀬戸内海沿岸の市。人口は17万4千人。戦災により市街地の大半が焼失しましたが、戦後の石炭景気に支えられて順調に復興。その中心企業である宇部興産の創業者・渡辺祐策氏(1864~1934)は「石炭はやがて掘り尽くされる。有限の石炭を元手に、無限の工業を起こさねばならない」と、石炭関連の工業から、化学工業を多岐にわたって展開。大工業都市として、バブル期も乗り切ってきました。産官民学の共同のまちづくりを進めています。また、都市緑化や公園整備、特に彫刻によるまちづくりでも有名です。

PB090235.jpg

障害者就労支援ネットワーク

 宇部市は障害者就労支援ネットワーク会議を平成19年4月に立ち上げました。就労支援、移行支援、継続支援の3つのワーキンググループで活動しています。
 企業説明会や障害者の就労事例集の発行、障害者激励会などを行っています。ネットワーク会議の設立により、障害者雇用・就労に関する周知とネットワークが広がりました。
 課題として浮き彫りになってきたのが、①企業へのさらなる啓発、②障害のあることをオープンにできる環境づくり、③中途障害者への支援、などです。
 今後も継続的な取り組みが必要であると述べていました。

障害者就労ワークステーション

 市役所内に「障害者就労ワークステーション」を平成22年4月に設置しました。
 事業の目的は、①知的障害者や精神障害者の就労を支援する、②市役所も一事業所として、障害者を積極的に雇用し、働く意欲のある障害者の自立を促進する、③庁内業務の効率化を図る、④市が率先して臨時職員として雇用することにより民間の障害者雇用の促進を図る、とあります。

 平成22年度の採用試験には52人が応募しました。採用は4人。23年度は39人が応募し、3人採用で、高い競争率となっています。1日7時間で月20日程度、日額4900円です。最初の2週間はビジネスマナーの研修、実務演習を行います。
 役所内の各課から依頼を受けた業務を集約して、事務処理をします。現在従事している主な業務は、データ入力(建築指導課、介護保険課)、文書封入(介護保険課、健康推進課、障害福祉課など)、郵便物開封、印刷、会場設営など50セクション130種類に及んでいます。仕事は部屋の中だけでなく、各課に出向いて行うこともあります。
 毎日、朝礼(司会は持ち回り)ではテーマを決めて一人一言ずつの発言、体調確認、その日の作業予定を説明します。業務日報を書き、終礼で1日の感想を述べ合い、翌日の予定を確認します。
 ここでの就業は2年間。来年4月には1期生の任期満了です。今から就職に向け、ハローワーク登録や個別面談、企業見学、仕事体験などを行っています。
 ワークステーションで働いている人たちは「初めは緊張したが、しだいに慣れてきた」「一生懸命仕事に取り組んでいます」「入所できてよかった。入れなければ生活できない」「生活にリズムが生まれた」「辞める時が来ることが不安だったが、相談して楽になった」「一般企業で職を見つけたい」と『メンバーの想い』に述べています。

視察を終わって

 市役所が一企業として障害者を率先して雇用したことに、宇部市の障害者への思いが感じられました。ワークステーションでの説明は、障害者自らが行いました。大変緊張している様子でしたが、しっかりとわかりやすく説明してくれたので、拍手が沸き起こりました。
 市の職員の「誰もが一生懸命で、きちんと仕事をしている。障害者への見方が変わった」と言っていたのが大変印象的でした。 

 PB090230.jpg
   メタセコイア(石炭の原木)
   宇部市は石炭産業から近代科学工業都市に発展しました。


少々遅くなりましたが、宇部市の視察報告です。



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くぎまる久子

Author:くぎまる久子
 安倍暴走政治を許さない!
 戦争法案を、国民の反対を押し切って成立させ、立憲主義・民主主義をないがしろにしています。その流れは、国民のくらしや福祉の破壊につながります。地方自治体は、地域住民の福祉を増進し、国の悪政の防波堤とならなければならないのに、国言いなりの政治が続いています。
厚木市議会では、議員有志が党派を超えて戦争法反対の声明を出しました。これからも共同の力の大きくして、平和とくらしを守るために力を尽くします。
 私は、住民の目線で市政を見つめ、国政のひどさを実態として明らかにしながら、市民の幸せを実現するために頑張ります。
 現在、厚木市議会では議会改革を進めています。行政の監視役であり、市民の福祉増進のための政策立案を担っていくために議会・議員が質的向上をすることが求められています。私は、広報広聴特別委員会の委員長・副委員長として、市民に身近な議会の実現を図ってきました。
 これからも議員の役割をしっかりと果たして行きたいと思います、

プロフィール

●1947年、小田原市生まれ。。
●神奈川県立小田原城内高校、静岡県立女子短大国文科卒業。。
●平塚江陽中学校教諭、神奈川県職労愛甲支部書記。新婦人厚木支部事務局長・支部長を歴任。。
●1994年厚木市議会議員初当選。現在6期目。。
●市民福祉常任委員、広報広聴特別委員会委員長、厚木愛甲環境施設組合議員。。
●厚木市毛利台在住。

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