2017-04

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「もんじゅ」は大丈夫?

高速増殖炉「もんじゅ」は大丈夫?

 議員団は7月31日から8月2日までの自治体学校に行ってきました。
「守ろう! 憲法に基づく地方自治、 検証しよう!「地域主権」
  第52回自治体学校イン福井

 場所は福井市、初日はフェニックス通りにある市の施設「フェニックスプラザ」。全国から約1000人が集まっての学習会です。
 自治体学校の2日目は分科会。

 「敦賀で学ぶ、原子力発電所と地域問題」現地分科会に参加。

 午前中は、実際に「もんじゅ」の見学。

MCS前にて
 「エムシースクエア」=もんじゅ(M)コミュニケーション(C)スクエア(S)のまえで。
 原子力発電所の必要性や、もんじゅの安全性をPRする施設です。

一人ひとり免許証で確認
 しかし、そこに至るまでは免許証を見せて本人確認が必要でした。

もんじゅ入構許可証
 入構許可証をもらい、首から下げていく。

167度で溶けだしたナトリウム
 167度で溶けだした液体ナトリウム。
 沸点に達すると、固まっていたものがどろりと流れ出します。

 「もんじゅ」は1995年12月8日、試験運転中にナトリウム漏出事故を起こし、火災を発生させて以来、今年5月に運転再開するまで、15年間休止をしていたもの。

 だから、ナトリウムの管理がいかに安全に行われているか、見学者にしっかり説明をし、原子力発電がクリーンで安全なものであることをアピールしようとしています。

 各市の消防隊が、ナトリウム事故の対応について研修に来るそうですが、「日常生活では、ナトリウムの火災事故などほとんとありません」とのこと。
 、
ナトリウム火災用消火器
 実験室のそばには、ナトリウム用消火器が何本も。 

ナトリウムを包丁で切る
 ナトリウムを包丁で切る実験。切り口は一瞬、金属の輝きを示しますが、すぐ酸素と化合して光が消えて行きました。

もんじゅの仕組み
 「もんじゅ」の仕組みを説明する模型。
 「何重にも覆っているので安全」というが、それだけしなければ安全性は保たれないのかしらと、「安全、安全」と強調されると、かえって不安に・・・。

 もんじゅの遠景
 「もんじゅ」が良く見える展望台からの初診撮影はダメ。
 沿道からの遠景。周辺には田んぼが広がり、海水浴場がたくさんありました。

              
午後は、原発に反対している地元の人たちからの問題提起

「原発推進の背景と現状、
 核燃料サイクルの現状と問題点」
原発反対福井県民会議 中嶌哲演さん


 中嶌さんはお坊さん。「若狭の原発を考えるーはとぽっぽ通信」を発行。
 全国で17か所54基ある原発のうち、福井県には15基もある(建設中含む)。
 なぜ、若狭地方ばかりに原発を押し付けるのか。
 下請け労働者が原発を支えている。常に危険と隣り合わせで、44万人にもの被曝者を生み出している。
 事故は日常茶飯事。数として報告されない事故はその何倍もある。
 「夢の核燃料サイクル」などというが実態は、①超危険=ナトリウム事故で証明済み。②超浪費=建設に3兆円、再処理に19兆円。③反平和=再生プルトニウムは核兵器への活用が可能。
 宗教者が、原子力行政を見直す提言をしています。①プルトニウムからの勇気ある撤退を。②自然と人間と地域性を大切にする省エネルギー対策を。③被曝労働者の安全・救護対策をなど5項目です。
 最後に、宗教者らしく「文殊菩薩は悟りを開いた慈悲と知恵の象徴。その名をかたって、プルトニウムを再生産することは許せない」と結びました。

「大地震の活動期に入った
  日本列島での、若狭の原発」
 原発問題住民運動全国連絡センター
      山本 雅彦さん


 日本列島は今、大地震の「活動期」に入っている。阪神淡路大震災、鳥取県西部地震、宮城沖地震、中越地震、福岡県西方沖地震、能登半島地震など、15年前から大地震の活動期に入ったという。
 原発は地震に大丈夫か。
 「もんじゅは固い岩盤の上に建っているから、地震が来ても大丈夫」というが、山本さんは「地下2キロ以下についてはどのような地層かわからない。わからないのに『安全』とはいえない」と指摘します。
 
「もんじゅ」は、活断層から200mしか離れていないことから、運転再開に強く反対しています。
 原発施設の安全性にかかる「基準値震動」と、「活断層」の過小評価が行われていると。

 2006年3月、金沢地裁が、現在の耐震設計には重大な欠陥があるとして、志賀原発2号機の運転差し止めを命じる判決を出したことは、「新耐震指針」が不十分であることを証明したといいます。

 原発が集中立地する若狭湾一帯で大地震が起きた場合、地震による震災と、原発の放射能による災害が若狭の住民を襲うことになる。しかも、放射能汚染が心配でボランティアの支援が入ってこなくなると予測しています。

 日本の原発はすでに、30年、40年たって老朽化しておりますますその危険性は大きくなっていると警鐘を鳴らしています。

「老朽原子炉と同居する市町財政
       税理士 世戸 英明さん」
 

 原発行政は、経済的に弱い自治体に札束で頬を殴るように、交付金を出し続けてきました。それによって、原発のある自治体は、税収以上の仕事をしてきたので、原発の交付金が無いと、予算編成ができない状態です。
 関西電力も「寄付」などで、自治体財政を膨らませてきました。
 しかし、そこから抜け出す努力がわれわれに求められているといいます。

              
やっぱり不安な原子力発電 
 今回の分科会に参加して、ガイド嬢によって滑らかに説明する原発に、「安全だ」といわれるほど不安を感じました。
 
 原子力発電が、多くの被曝労働者を生んできた事実、札束で地方自治体の財政を「身の丈」以上のものにしてしまったことを知りました。

 そして、地震の危険性、その耐震基準が弱いものであること、活断層の近くに建つ危険性など、科学的なデータで証明されると、このまま原発を続けていいのかと思いました。

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くぎまる久子

Author:くぎまる久子
 安倍暴走政治を許さない!
 戦争法案を、国民の反対を押し切って成立させ、立憲主義・民主主義をないがしろにしています。その流れは、国民のくらしや福祉の破壊につながります。地方自治体は、地域住民の福祉を増進し、国の悪政の防波堤とならなければならないのに、国言いなりの政治が続いています。
厚木市議会では、議員有志が党派を超えて戦争法反対の声明を出しました。これからも共同の力の大きくして、平和とくらしを守るために力を尽くします。
 私は、住民の目線で市政を見つめ、国政のひどさを実態として明らかにしながら、市民の幸せを実現するために頑張ります。
 現在、厚木市議会では議会改革を進めています。行政の監視役であり、市民の福祉増進のための政策立案を担っていくために議会・議員が質的向上をすることが求められています。私は、広報広聴特別委員会の委員長・副委員長として、市民に身近な議会の実現を図ってきました。
 これからも議員の役割をしっかりと果たして行きたいと思います、

プロフィール

●1947年、小田原市生まれ。。
●神奈川県立小田原城内高校、静岡県立女子短大国文科卒業。。
●平塚江陽中学校教諭、神奈川県職労愛甲支部書記。新婦人厚木支部事務局長・支部長を歴任。。
●1994年厚木市議会議員初当選。現在6期目。。
●市民福祉常任委員、広報広聴特別委員会委員長、厚木愛甲環境施設組合議員。。
●厚木市毛利台在住。

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