2017-11

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決算の反対討論をしました。

 決算4件について反対しました。

 9月議会の最終日の10月3日、日本共産党厚木市議員団は、釘丸久子議員が19年度の決算4件(一般会計、市老人保健医療特別会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計)について反対討論を行いました。

釘丸一般質問08,9

 大企業栄えて 庶民は悲鳴

 麻生新政権が発足しました。自公政治にたいする怒りが日本列島にうず巻いています。
 政府の調査でも「生活が苦しい」という国民が6年連続で増え続け、57・2%にもなっています。貧困と格差の拡大が日本社会に重くのしかかっています。国民の所得は減り続けているのに、この7年間に13兆円、4人家族で40万円もの負担増を家計に押しつけました。そこに、世界的な経済の混乱、投機マネーによる原油や穀物の高騰が襲いかかり、庶民は物価高にあえぎ、農林漁業者や中小企業はコストの高騰に悲鳴をあげています。

 ところが、この間、資本金10億円以上の大企業と大資産家に年間7兆円もの減税がおこなわれました。バブル期の1・7倍の利益をあげている大企業は、減税が実施されたため、払った税金は横ばいです。世界一の自動車企業となったトヨタは、バブルの時期とくらべて、経常利益は2・2倍になりながら、払った税金は8割に減っています。大銀行の税金は、収益に対してわずか4%(13行の合計)にすぎません。中小企業は軽減税率でも30%。多くのサラリーマンは所得税と住民税で20%の負担ですから、あまりにも軽すぎます。

個人市民税大幅増
法人市民税はマイナス


 収入が減っている庶民には、増税と社会保障の負担増を次から次へと押しつけながら、史上最高の利益をあげている大企業には減税の大盤振る舞いをする。国民には“財政難”を理由に福祉切り捨てを強要しながら、資力も財力もある大企業と大資産家には減税する。これほど異常な政治があるでしょうか。
 厚木市平成19度決算を見ると、一般会計では、個人市民税の増額、法人市民税の大幅減が目立っています。個人市民税では21億6775万円、16・5%ものアップです。市民税の通知をした6月2週間だけで2460件もの問い合わせ、抗議が殺到したのには市民の怒りが如実に表れていました。昨年にひき続き定率減税が廃止されたもので、年金課税の負担増とあいまって庶民にとっては大きな負担となりました。法人市民税は大手企業が補正でゼロになるなど、景気に左右される法人市民税のマイナスは、行政運営への影響は大きなものがありました。

大企業優遇・市民負担アップ
思い付き事業の破たん


 かなちゃん手形購入費助成、この間の小児医療費助成の拡大、留守家庭児童対策の充実、木造住宅耐震改修工事への補助金など前進した面もありましたが、19年度の決算を一言で言うと、大企業優遇・市民負担アップ、思い付き事業の破たんなど、住民のくらしを守るべき自治体としての役割を果たしていません。
 
蝶々

 企業誘致促進事業では、固定資産税減免が3億2700万円、雇用奨励金が11人330万円と、入るべき固定資産税は減少し、はっきりした事業効果が証明できてはいません。
 連節バス導入への神奈中の補助金が6194万円、通勤時間帯の乗り残しを解消するとはいえ、乗り残しはアクスト行きだけではありません。連節バス運行のための道路改修に4300万円もかけています。私企業のための支出といわれても仕方がありません。
 愛甲宮前交差点改良事業は、市は不特定多数の利用と言っていますが、ほとんどが1社の通勤の人達です。決算委員会の論議では、公共交通の総合体系調査事業の結果を踏まえ循環ミニバス導入への意見も出されていました。多くの住民が享受できる施策を講じることが求められています。 

 平成19年度で年末慰問金事業が廃止になりました。受けていたのは重度障害者、一人住まいや寝たきりの高齢者、ひとり親家庭など社会的弱者の人達です。一般的な生活向上支援や地域活動の推進で置き換えられるものではありません。
 保育所臨時保育士は、半年ごとの不安定雇用。正規職員と同じ仕事をしていても賃金は安く、早出や遅番など、大変な部分を支えています。安心して働き続けられる対策を求めます。子どもたちも慣れ親しんだ保育士さんと安定してかかわっていけるほうがよいのは当然です。さらに保育所待機児童が増え、しかも定員越え保育が5月からは125%、10月以降は無制限というのでは、子どもたちにより良い保育が保証されるのでしょうか。
 がん検診事業は、早期発見・早期治療のために多くの人が受診することが大切です。25%未満の受診率を向上させ、実際に精密検査を受けているかの検証が求められます。

 万里の長城作戦と銘打ったカボス植栽は、鳥獣被害対策には効果がなかったことがはっきりしました。肥料が支給されても農家の不安は解消されないのではないでしょうか。まさに思い付き施策と言わざるを得ません。
 急傾斜地崩壊対策事業は完了と言っていますが、県の基準に該当した箇所のみの工事完了です。傾斜角度30度以上でも、崖の高さ5m以上、崖上に住居5戸以上ないと県基準からは外れてしまいす。このような場所が361か所も残っていることが明らかになりました。住宅の耐震補強と合わせて、災害に強い街をつくるにはさらなる対策が必要です。

 学校IT化が推進されています。教師は機械の操作に気を取られ、教材作りに忙殺されます。科学の発展としてのIT化推進もさることながら、一人ひとりの子どもたちにきめ細かい指導ができ、教師にも保護者にも子どもたちにも歓迎されている少人数学級の拡大を求めるものです。
 最後に、職員の健康管理、特にメンタルヘルスは重要です。職員の不祥事が相次ぎました。心身ともに健康でこそ、全体の奉仕者としての仕事が全うできるのだと思います。

花、花


国保・介護事業はきめ細かな対応を

 国民の中に格差と貧困が広がっています。その表れは医療や介護において顕著です。
 国民健康保険の加入者は、高齢者や自営業者、失業中の人など経済弱者が比較的多く、保険料の滞納が増えています。その原因と当事者への親身な対応が必要です。高齢者の病院からの追い出し、家庭に帰っては看護・介護する体制も不十分で、老々介護、はては認知症の高齢者が認知症の人を介護している認々介護、介護施設職員の離職の増加など介護現場での混乱が大きくなっています。
さらに20年度からは、後期高齢者医療制度がスタートし、ますます長生きは「お荷物」と言わんばかりの状況です。住民の命と健康を守る地方自治体の役割はますます重要になっています。

市民を信頼した市政運営を

 4期目を迎えた狛江市の矢野市長は、日本共産党86周年記念講演会で、次のように言っています。
「4年前、国は地方財政の急激な削減を行った。狛江市も、本格的な行革を迫られ、つらい判断をせざるを得なかった。させられない困難なら、市民を信じ、市民とともに乗り越えようと思った。行革の内容をすべて公開し、延べ5000人の住民と対話・意見交換してきた。特に減免制度など、社会的に弱い立場の人たちには十分配慮した。その結果この3月には財政基盤を確立することができた。この取り組みを通して市民との共同が広がると同時に、市民が行政に信頼と親近感を寄せ、主権者として行動をみずから選択している」と。行政と市民との信頼を築くことが、行政運営にとっていかに大切かがこの話からよくわかります。
 厚木市が、市民を信頼し、市民の立場にたった市政運営をされることを心から望むものです。
 厚木市に住み続けて良かった言える行政を強く要望し、平成19年度一般会計決算、老人保健医療決算、国民健康保険事業決算、介護保険事業決算の反対討論といたします。
 
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くぎまる久子

Author:くぎまる久子
 安倍暴走政治を許さない!
 戦争法案を、国民の反対を押し切って成立させ、立憲主義・民主主義をないがしろにしています。その流れは、国民のくらしや福祉の破壊につながります。地方自治体は、地域住民の福祉を増進し、国の悪政の防波堤とならなければならないのに、国言いなりの政治が続いています。
厚木市議会では、議員有志が党派を超えて戦争法反対の声明を出しました。これからも共同の力の大きくして、平和とくらしを守るために力を尽くします。
 私は、住民の目線で市政を見つめ、国政のひどさを実態として明らかにしながら、市民の幸せを実現するために頑張ります。
 現在、厚木市議会では議会改革を進めています。行政の監視役であり、市民の福祉増進のための政策立案を担っていくために議会・議員が質的向上をすることが求められています。私は、広報広聴特別委員会の委員長・副委員長として、市民に身近な議会の実現を図ってきました。
 これからも議員の役割をしっかりと果たして行きたいと思います、

プロフィール

●1947年、小田原市生まれ。。
●神奈川県立小田原城内高校、静岡県立女子短大国文科卒業。。
●平塚江陽中学校教諭、神奈川県職労愛甲支部書記。新婦人厚木支部事務局長・支部長を歴任。。
●1994年厚木市議会議員初当選。現在6期目。。
●市民福祉常任委員、広報広聴特別委員会委員長、厚木愛甲環境施設組合議員。。
●厚木市毛利台在住。

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